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初めてのライカ

新品ライカ

当然、新品をお勧めする。これはライカに限らず、どんな製品にもいえることだ。新品の中でと言われたら、現行のMPブラックが格好いい。M7は作りはよくなったものの、TTLを組み込んだせいで背が若干高くなり、本来のM型ライカのスタイルを崩している。気にならなかったらよいのだか、未だに批評の対象となっている。また、M6TTLもそうだがフラッシュ撮影の必要性があまり無いような気がする。TTLが内蔵されてから、「ライカは使い捨てカメラに成り下がった」と言う人もいる。ライカ IS スナップなのである。TTLがないライカと言っても当然フラッシュが使えないわけではなく、多くの単体フラッシュは外光露出付きでちゃんと撮影できるので問題ないと思う。
MPはそんなスタイルを崩したライカ批判の反映を受けてか、TTLを捨て従来のスタイルに戻った。巻き戻しクランクも捨ててしまったのは賛否が分かれるが、まあ格好いいのでよしとしよう。



中古ライカ

新品はよいのだが、多くのライカは中古だ。また新品よりも安い。お勧めは、M型ライカのM3M2M4だ。完全マニュアル式なので露出計内蔵カメラから移行された方は不安かもしれないが、それは最初の内だけだ。セコニックの入射光露出計なぞ携帯していれば、粋ではないと思う。使っているとだんだんと人間露出計となり、単体露出計すらいらなくななる。主に反射光測光での露出につていの本は多いが、経験による露光判断について書かれた本は少ない。エッセイ・旅するカメラ感度分16は名言だ。単体露出計はそれほど値段が高い物ではないので、これこそ精度が命だから新品で買った方がよい。
詳しくはライカの買い方の機種別ライカの買い方を参照してもらいたいが、M4は特に問題が少ないし、私見だがM型の中で最もスタイルがよいと思う。。M3は歴史物として欲しい物だし、初期のスプリング巻き上げは絶品だ。M2もまた格好いいがM4と迷うところ。

これらのふまえての購入となるが、M3は誰もが通る道と記憶しておいた方がよいだろう。後期のM3ではなく初期のM3(スプリング式の2回巻上げ、一部は1回巻上げもある)である。M3を使わずしてライカを語るべからず、である。

とりあえず「ライカ」なら、M6M6TTLでもよいかもしれない。あくまでとりあえずで、他のライカをよく見せるための材料にすぎなくなるかもしれないので、ライカを1台だけにする人には絶対にお勧めしない。M6を酷評して悪いが、コンパクトカメラのライカCMなどをライカと言う人がいるが、あれはライカ製品だ。M6もそれに似たニュアンスがある。



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