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学ぶ ライカ本

ライカの本はカメラの本の中でも群を抜いて多く出版されている。カメラ関係の本全般においてもそうだが、書店に並ぶ期間は短い。購入層が狭いからだろう。買うにはAmazonなどのネット書店が一番手っ取り早い。ライカ本だけを扱ったライカの本などの利用も良いだろう。その中でも中村信一著のライカ本は良くできていて大変参考になる。ライカ本三種の神器とも呼べる本を下記で紹介したい。



バルナック型ライカ

新バルナック型ライカのすべて/中村信一★★★★★

本書は、ライカの誕生、バルナック型ライカとライカマウントレンズの解説、そして使い方を詳述したものである。

【目次】
第1章 バルナック・ライカの誕生
第2章 バルナック型のライカ
第3章 バルナック型のレンズ
第4章 バルナック・ライカを使う

M型ライカ

新M型ライカのすべて/中村信一★★★★★

本書は、ライカの頂点ともいうべきライカM3をはじめ、M2、M4、M5、M6、M6JなどのM型ライカのすべてとM用レンズを紹介し、主な機種の使い方を解説したものである
もはやM型ライカファンのバイブルでしょう。ライカスタイルブックがライカ全般を表したものなら、こちらはM型とそのレンズの決定書。

【目次】
第1章 M型ライカ
第2章 M型ライカのレンズ
第3章 M型ライカの使い方

R型ライカ

R型ライカのすべて/中村信一★★★★★

ライツ社の最初の35mm一眼レフ、ライカフレックスは1964年に発表され、翌65年に発売された。当時、日本の一眼レフはすでに完成され、次の段階へと進みつつあったが、ライカフレックスはさすがに加工精度や仕上がりは極上で、高級35mm一眼レフを目指すライツ社のポリシーがうかがわれた。本書は、以後最近発売のライカR9まで、ライカの35mm一眼レフと交換レンズのメカニズムと使い方を解説したものである。

【目次】
第1章 ライカの一眼レフカメラ(ライカフレックス
ライカフレックスSL
ライカフレックスSL‐2 ほか)
第2章 R用のレンズ(R用のレンズについて
R用レンズのレンズ評価
ライカフレックス及びライカR用レンズのマウントとカム変化について ほか)
第3章 R型ライカの使い方(ライカフレックスの使い方
ライカフレックスSLの使い方
ライカフレックスSL‐2の使い方 ほか)

ライカ アクセサリー

ライカのアクセサリー/中村信一★★★★★

ライカのアクセサリーは多岐に渡っており、その種類も大変多い。レンズフード、露出計、距離計、フィルター、雲台、ファインダーなどライカのアクセサリーをできるだけ多く取り上げ、解説。95年刊の上下本を一冊にまとめる。
ライカのアクセサリー本ここに極まるです。カメラケースについては網羅できていないものあるので、ライカの本屋・雑誌のカメラレビューno.75との合わせ技で完璧です。
レンズキャップや、ボディーキャップにも詳しくなれます。


【目次】
ライカのレンズフード
露出計
距離計
フィルム関連用品
三脚ネジ交換アダプター
フィルター
レンズ・ルーペ
絞り調整リング
各種雲台
シャッターダイヤル・リング〔ほか〕

ライカ レンズ

ライカのレンズは上記の中村信一著の「すべて」シリーズに詳しく載っているが、ここで紹介するのは、様々な著者によるコラム豊富な本。「すべて」シリーズにはないレンズ描写の云々が載っている。

ライカのレンズ―ライカレンズの描写を徹底追求
/田中長徳・他★★★★★

最古のA型ライカ固着エルマー50ミリF3.5から、最新トリエルマー28-35-50ミリF4までを実写検討。ライカレンズ製造年ナンバーリストやプロの作例なども掲載。

ライカ・レンズ本の決定版。単なるデータの羅列だけではなく、いろいろな著者がコメントしているので、エッセイ本としても評価できます。レンズ1本につき2ページのコメント写真付きです。ここで網羅されていないライカ純正レンズは、次巻の世界のライカレンズPart1に載っています。


世界のライカレンズ・Part1―ライカと世界のライカレンズ描写を徹底追求/★★★★

ライツ社のレンズとともにサードパーティのL&Mマウントレンズにも平等に光を当て、その性能と個性を分かりやすい作例とともに紹介している。これ以外にも「ライカのレンズ」、「世界のライカレンズPart2」,「復活レンジファインダー」等が発行され、きわめて充実した内容で構成されている。あわせて御一読あれ。


世界のライカレンズ Part2/★★★★

ライカ純正レンズは一切載ってませんが、世界のライカレンズ・Part1で紹介しきれなかった、ライカ純正以外のライカMマウント、Lマウントレンズが載っています。

レンズ遊びの参考になります。ちゃんと新しいところも載っていて、ヘキサー用のヘキサノンやベッサシリーズ用のフォクトレンダーなども紹介されています。

エッセイ本としても一級品で、見開きでレンズのエッセイのような紹介文で構成されています。

特集として、キャノンレンジファインダーカメラと交換レンズ群、ライカの育ての親「パウル・シュミット」の大研究、などを掲載。


世界のライカレンズ Part3/★★★★

シリーズ第4弾。ライカのレンズ世界のライカレンズ・Part1世界のライカレンズ Part2で紹介しきれなかった、ライカ・マウントレンズを紹介。このシリーズ4冊全部持っていれば、ほとんどすべてのライカ・マウントレンズを知ることになる。ライカ純正レンズも載っている。


復活レンジファインダーカメラ/★★★

シリーズ第4弾。ライカのレンズ世界のライカレンズ・Part1世界のライカレンズ Part2で紹介しきれなかった、ライカ・マウントレンズを紹介。このシリーズ4冊全部持っていれば、ほとんどすべてのライカ・マウントレンズを知ることになる。ライカ純正レンズも載っている。

ライカ 総合

ライカポケットブック日本版/★★★★

英国HOVE社が刊行している「ライカポケットブック」「ライカアクセサリーガイド」「ライカインターナショナルプライスガイド」の三点を、ライカに関する多くの著書をもつ田中長徳が翻訳したライカのレファレンスブックの決定版。ライカのカメラ、レンズについてはもちろんアクセサリーについても、完璧に網羅。さらに、米英独での市場価格も掲載。付録資料として製造番号一覧表、コード名索引、カタログナンバー索引も付す。1980年に英国で初版刊行以来、版を重ね、ドイツ語、イタリア語にも翻訳され、世界中のライカファン必携の書の待望の日本版。

【目次】
カメラ編(スクリュー型/M型 ほか)
レンズ編(広角レンズ/標準レンズ ほか)
アクセサリー編(レンジファインダー/ビューファインダー ほか)
プライスガイド編(カメ/レンズ ほか)


ライカ図鑑
/ポール・ヘンリー ヴァン・ハスブルック★★★★

1924年以降のスクリュー・ライカ及びベヨネット・ライカ全モデルをオールカラーで紹介。世界中のライカと各種アクセサリーを集め、一点一点を鮮明なカラー写真で紹介。技術的変遷を細部まで解説。

今一番欲しい本です。

【目次】
1 ライカの開発とライカ1型の発売
2 スクリューマウントライカ―1925‐57年
3 M型ライカ―1954‐84年
4 記念ライカM6型
5 ダミーライカと改造ライカ
6 スクリューマウント及びバヨネットマウントライカに装着されたレンズ各種


ライカスタイルブック/ゲステル・サルトリウス★★★★

本書は『ライカレンズの見分け方』の姉妹編で、ライカの形式などを容易に判別するための資料や、シリアルナンバー、希少度など、すべてのモデルについて解説したものである。
巻末にバルナック、M型、レンズのシリアルナンバーリストがある。

【目次】
レンズ非交換式ライカ
交換レンズ式ライカ
技術・学術用のスクリューマウント・ライカ
軍用のスクリューマウント・ライカ
特殊な文字を刻印したスクリューマウント・ライカ
Mシリーズ・ライカ
特別製M型ライカ
軍用ライカM型
記念用M型ライカ
ライカ・レフレックス
レフレックス型カメラの記念モデル


アサヒカメラニューフェース診断室―ライカの20世紀
/★★★★★

これぞ、数字で見るライカ。残念ながらM型はM2からです。R型、ライカ製コンパクトカメラも載っています。このニューフェース診断室ほど影響力のある本もないものです。

ライカ探求には書かせない本であるのは、間違いがない。レンズテストもボディーと同時に行っており、お持ちのレンズ性能を数字で見てみるのもいいかもしれません。



レアライカ

ライカ・コレクション/中村信一★★★★★

今から66年前にドイツのウエツラー市にあるライツ社から発売されたライカは、高級35ミリカメラとして、今日までモデルチェンジを行いながら作られ続けている。これらのライカは、工業芸術品と呼ばれるほどの評価を得るようになっている。それに伴い、ライカを集めるコレクターが世界的に増加している。本書は、これらライカコレクターのために、ライカの各モデルと少数しか作られなかった珍しいライカをハイ・クオリティの写真で紹介してある。

【目次】
第1章 珍品ライカ(スクリュータイプの珍品ライカ
M型ライカの珍品
軍用ライカ
一眼レフの珍品)
第2章 Mタイプライカ
第3章 バルナックタイプ・ライカ
第4章 Rタイプライカ
第5章 ライカのレンズ


ミリタリーライカ/★★★

35ミリカメラの元祖、ライカの人気は、ブームを超え、確立されたひとつの趣味となりました。本書では、そのライカの歴史とともに、戦場で活躍し続けた軍用モデルを徹底して網羅しています。世界的なライカ研究家、中村信一氏を監修に迎え、原寸大+多彩な写真をもとに各モデルを詳細に解説。
またライカ使いが撮影した戦場写真の数々、第二次世界大戦を中心とした歴史的なエピソード、ベトナム戦争を撮影した戦争写真家、石川文洋氏のフォト&エッセイなど、軍用ライカにまつわる物語も満載しています。



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