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自分で修理・調整法 バルナック型ライカの距離計調整

飽くまで自己責任あしからず。バルナック型ライカの距離計調整はM型ライカに比べてチョット楽である。

縦像、横像ともレンズを付け、無限遠(∞)で調整するのが基本である。普通ちゃんとしたボディーでは無限遠が合えば、近距離でも合ってくるもである。

無限遠で調整しても近距離でピントがこないときはあきらめて修理に出すか、近距離側で調整する。遠距離ほど被写界深度が深いため、遠距離での二重像の少ズレはピント範囲に入るからであるが、基本的に修理屋に見てもらった方がいいだろう。



距離計調整

バルナック型ライカ 距離計調整縦像調整。まずは赤矢印のリングを外す。機種によっては外さなくとも出来る。写真ではわかりにくいかもしれないが、リングの内側に2つの点のような溝がある。そこに細いドライバーなどを入れ、回して調整する。縦像のズレはピントに影響ないが、横像の合致が見にくくなるので調整されていた方がいい。

横像調整は緑に矢印のネジを外し、その中に調整用のネジがある。それを回して調整する。調整はレンズを付け、無限遠(∞)にして二重像が合うようにする。無限遠で合わせれば普通、近距離でも合う。チェックのためメジャーなどを近距離・絞り開放で撮影しプリントしたものを見てみる。ここで大きくピントを外しているようなら要修理である。ほんの少しのズレなら近距離側で合わせてみる。当然、無限遠で二重像がずれるが、上記したように遠距離ほど被写界深度が深いため、遠距離での二重像の少ズレはピント範囲に入る。また、自分の最もよく使う距離で調整するもの手であろう。



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