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純正レンズでも取り付けられない機種がある

MマウントものはLマウントには付けられない。これは大前提のルール。Mマウントは要するに、マウントアダプターを介せば何でも取り付けることが可能だ。可能なのだが、やっぱり不可能なものある。購入の際には注意が必要だ。
ここにあげる機種はレンズを選ぶ。



M5とCL

M5 受光素子アームこれほど問題の多い機種もない。それは露光をはかる際にフィルム面前に立ち上がる測光セルのせいだ。この測光セルアームのおかげでフィル面ギリギリまでレンズ後面をのばしていたレンズが使えなくなった。レンズ後端があたるのである。別に測光セルが壊れても良いよ、言う人は付けても良い。レンズ後端が当たるレンズは、スーパーアンギュロン21of4と同f3.4初期型(No.2473251以降のものは装着可能)エルマリート28oの初期型である。エルマリート28ミリはNo.2314921以降のものであれば装着可能。それ以前のものはマウント部に加工が必要で、すでに加工してある中古品も多い。M5の測光セルアームが出てこない用にする加工であるが、CLは巻き上げと同時に測光セルアームが立ち上がるのでこれには当てはまらない。

もう一つ、この測光セルアームのおかげで沈胴レンズが沈胴できなくなった。別に沈胴しなくとも伸ばしっぱなしでも良いのだが、やっぱり使える機能を使えなくなるのは悲しい。使う際には間違っても沈胴しないように。

M6以降

初期型のズミルックス35oは取り付け不可である。レンズ後端を保護するガード突起がボディー側の受光素子に差し込む迷光をカットする板と干渉する。初期型のズミルックスでもレンズ後端ガード無いものは使える。

その他、付けられないレンズはない。沈胴レンズも沈胴出来る。しかし測光できないレンズがある。それはM5とCLで紹介したレンズである。
M6以降の測光は、マウント内部の受光素子がシャッター幕に当たったレンズからの光を測る。そのシャッター幕ギリギリに伸びたレンズではその測光部分を隠してしまうのである。要は露光計を使ってマニュアルで使えばいい。



M8

正直に言うとまだ情報不足。
沈胴レンズが沈胴する際にボディーに干渉して収納できない。今のところこれだけ。



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