ヘクトール(HEKTOR) 73o f1.9
1931年
製造本数:7225本
シリアル:約96500-580000
レンズ構成:3群6枚
最小絞り:f25
最短撮影距離:1.5メートル。
フィルター径:42o
フード:FGHOO
ライツ最初の大口径中望遠レンズ。おそらく当時は世界一だっただろう。10年以上作られたが、値段が高かったのか数は少ない。バリエーションも多いが、描写の個体差も多い。ほとんど1本毎に違うと言っても良いが、ファンは多い。
バリエーションは多く、鏡胴の仕上げは、オールブラックと呼ばれるすべてブラックペイントのものと、写真のように黒塗装のものと距離環だけクロームのものとすべてクロームのものがある。オールブラックとオールクロームは非常にレアものである。
前期ではピント合わせに伴いレンズ先端が回転する、後期は直進ヘリコイド。また、距離計に連動しないものもある。

